さて、全国の最高気温38度が、群馬県伊勢崎市(いせさきし)で観測された翌日です。
その伊勢崎市にある、伊勢崎神社。
この神社は、伊勢崎市街の本町通りを南に入ったところにあります。
本当に、すぐです。
↓入口です

この神社は、遠く伊勢にある伊勢神宮の外宮の神様である
保食大神(うけもちのおおかみ)をお祭りしています。
保食大神は、日本神話では、食物の神であるオオゲツヒメノミコトが
スサノオノミコトに斬られた時に誕生したとされますが、
伊勢神宮では、天照大神にささげる食事を受け持つお役目として
外宮に祭られています。
別名、豊受大神(とようけのおおかみ)。
これにちなんでか、伊勢崎市には「豊受」という地域もあります。
ここの「伊勢崎」という地名自体、伊勢に由来しているのでしょう。
(これについては、この記事の最後に追記があります)

伊勢崎神社ですが、規模はこじんまりとしたもので
町中にあるせいか、境内の木々も全体的には、そんなに多くはありません。
正直、もっと緑の潤いがほしい…と思いましたが
水の潤いには恵まれているようです。
↓お手水です

気温はまだ高いのですが、カラっとした陽気のため、
風が吹くと爽やかです。
そうなんだよ、湿度さえなければ
気温が高くてもエアコン無しで過ごすのは
できないことじゃないな…
などと思いつつ、お手水に向かいます。
境内の向かって左手、日陰になったお手水は
見るからに涼しそうで、渓流を思わせるきれいな水が流れていました。

ここで手と口を清め、本殿に向かいます。
と言っても、ほんの数メートル先ですけどね。
(つづく)
※7月24日追記:この神社は、伊勢大神宮を勧請(かんじょう)してありますが、
保食大神については、伊勢からお呼びしたのではなくて
もっと古い時期から祭られていたようです。
伊勢の外宮の神様は、一般に「豊受大神」のお名前で知られています。
五穀豊穣の神として、のちに保食大神と習合して、同一視されるようになったものです。
誤解を招く表現で、すみませんでした。
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