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トラックバックテーマ 第1048回「花束をもらった・あげた事はありますか」

こんにちは!トラックバックテーマ担当の加瀬です!今日のテーマは「花束をもらった・あげた事はありますか」です。お祝いの席や送別会等でもらう事はあるものの、それ以外では、なかなか頂く事はない花束ですが、皆さんは、プライベートで花束をもらったり、渡したりする事はありますか?またそれは、どんな時でしょうか。先日...
トラックバックテーマ 第1048回「花束をもらった・あげた事はありますか」



こんにちは、うさねこです。
昨夜は仕事を終えて帰宅後、久しぶりに眠気を覚えることも無く
月にちなんでの記事が更新できました。

昨日の職場は結構忙しくて、お昼休みもゆっくりできずにヘロヘロになり、
腕もパンパンに張るやら、首はこるやらで、早く帰って寝たいと思っていたのですが、
午後、折を見ての腕中心のストレッチが効いたのか、
身体もだんだん楽になり、それまでの疲れも消えて
元気を取り戻しました。

やっぱり、体調って、ちょっとした事で違ってくるのを
改めて実感した次第です。


さて、今日は花束の思い出について、久しぶりにトラックバック記事をアップしました。
トラバとしてはもう過去のお題になってしまっていますが、
投稿は可能と言うので、遅ればせながらの投稿です。

(内面の独白なので、いつもと違う語調で行きます)
良ければどうぞ、お付き合いくださいませ。

花束 ピンクのトルコ桔梗


☆彡☆彡☆彡


花。
花が好き。
花壇や道端に咲いている花に、風情を感じてしまうタチだ。

でも、花束になった花たちも、けっして悪くは無い。
特に、送ってくれる人の気持ちがこめられている場合は。


豪華な花束もいいが、ブーケットと呼ばれるような
小さなものが好き。

            


花束。

今はもうそんな機会はなくなっているが、
昔は音楽に関わっていた職業柄、何かにつけて花束を頂いていた。

一番の機会は生徒の発表会。
講師演奏などあると、演奏後に退場しかけると
舞台の袖から、誰かしら生徒の代表が現われて
手にした花束を手渡された。

どこでもそういうことは慣習になっているのか、前もっての打ち合わせはされることが無く、今で言うサプライズだった。
少しばかり戸惑いながらも、受け取った花束を抱えて楽屋に戻ると
改めて嬉しさがこみ上げてきたものだった。


そして、発表会のすべての演奏が終わり、主催者のあいさつ後には、恒例の記念写真の撮影があった。

舞台上で生徒たちと記念撮影をする時、舞台下に寄ってくる子供たちから花束を渡されて、
講師たちはよく、抱えきれない花束に顔も隠れて見えなくなったりした。
(むか~しのお話なので、今はどうなのか・・・)

抱えられない分の花束は、グランドピアノのふたの上に置いたりして写真を撮影した。


そして家に持ち帰ると、ありったけの花瓶を取り出して花を生けて
しばらくは家中が花だらけで、花の香りが一杯だった。



発表会のことだが、
アンサンブルで出演したグループからは、たいてい親御さんがお金を出し合って買った
豪華な花束を渡されたものだったが、そうでない時もあった。


まだ講師生活5年目くらいの事だったか、
あるクラスの子供たちの一人ひとりから
ミニミニサイズの可愛い花束をもらったことがあった。

お母さんに言われて、お金をもらって買ったのではなく
いかにも自分たちのお小遣いで選んだという感じがした。

一人ひとり、個性が違うように、花の組み合わせも違った。


そのグループには一人、心を通い合わせるのに心を砕いた子がいた。

その子は、家庭に問題があって大変だと
前の講師から聞かされていた。
果たして、すでに仲良くなりかけた時に、親御さんの誤解があったりして騒ぎが持ち上がったりした。
でも、親御さんが私を責める中にも、レッスン室の隅で泣きながら
私を見るその子の目に、これから仲良くなれる予感がした。



思うのだけれど、泣くというのは、緊張がほぐれて
安心して涙腺が緩むと言うこともある。

自分をわかってくれる人に出会い、
その人の前で、あるいはその人の言葉に
思わず流す涙もある。

子供の時も、大人になっても、そんな時はあるものだ。


そこまでの詳しい話は省かせていただくが、
果たして、その後の彼女は、目に見えて心を開いて甘えてくるようになった。

秘密のコレクションや、お友達との交換日記を持ってきて見せたり、
私が階段を上がるのを待って、一緒にレッスン室に入ったりした。



発表会のアンサンブル練習に入る頃には
すっかり仲良くなっていた。

どの子もそれぞれ可愛いものだが、白状すると、
大変な思いをした相手には、より一層愛着があったりした。


発表会の本番は、そのグループ全員、気合が入って、
良くまとまった演奏を聞かせてくれた。

その子も含めて、全員が満面の笑顔で駆け寄ってきて、
手に手に差し出した花束だった。


本当に、その花束のひとつひとつが、一人ひとりのようだった。
確か、スイートピーやパンジーや、アネモネが使われた
私好みの花束だったので、余計いとおしく感じたのかも知れない。



今では、花と言えば、時おり自分で買ってきて
ささやかに飾るくらいだが、
何かにつけて花束をもらっていた
そんな日々を思い出した。


☆彡☆彡☆彡

さて、今日は朝から爽やかな秋晴れが広がる良い天気なので、
どこかでお花の写真でも撮ってこようかと思います。

コスモスの綺麗な場所があるといいな。
最近は、レモンイエローのコスモスもあるというし・・・

では、いったんさようなら。

トルコ桔梗の花束 トルコ桔梗。思い出がよみがえり、歌になる(花占いの本より)

歌にはなっていませんが・・・



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月仙女のもう一つの顔~月にいるのは・その3
(この記事は『月のウサギは何見てはねる?~月にいるのは』『女は愛より何を取る?~月にいるのは・その2』の続きです)
今回ようやくキャプチャーの方法がわかり、前回の記事にも画像を入れました。
良ければそちらも、もう一度見てくださいね♪


こんばんは。
前回の記事アップから、早くも3日が経ちました。
それまでの間、私の地域は雨続きで、肌寒い日が続きましたが、
今日の昼間は青空が見えたそうです。

いったん雲に閉ざされながらも
夜になって東の空に見える月は
もう、満月とはいえない姿です。


たかが3日、されど3日のうちに
右上部分が欠けた姿を見せる月。
これから当分は、新月に向かって細くなる訳ですね。

ああ、秋の陽はつるべ落としの上に
夜道もだんだん暗くなる…


そんな話は置いといて

先だってからご紹介している、月の仙女・嫦娥(じょうが)の話の続きです。



嫦娥は夫であるゲイから不老不死の妙薬を盗んで、
月へと昇天し、そこで仙女または女神となった(あるいは女神に戻った)訳ですが、
地上に残されたゲイは、その後人間たちに弓を教えていたものの、
元・弟子の矢に射られて亡くなってしまいます。


この二人のたどった運命の差は、あんまりだと思うのは、
私だけでしょうか。



また、いくら何でも妙薬を盗み出して、一人で天界である月に行ってしまうのは
人として、また妻として一体、どうよ?
と中国の人々も考えたのか

こんなバージョンもあります。

つまり、

嫦娥は悪人に襲われそうになって、その魔手から身を守るために薬を飲んだ。
または、夫の裏切り者の弟子に薬を差し出せと脅されて、
とっさに自分で飲んでしまった。

すると、その身は軽くなって月に昇天してしまった、と。

ですので、このバージョンでは、心ならずも夫と離れてしまった訳です。

そこでゲイは嫦娥に会いたくて月を追いますが、
月は一向に近くならず、一歩近づけば、一歩遠ざかるばかり。



そこでゲイは、月に向かって妻の好物の果物をお供えした、
これが『仲秋の節句』の始まりです
…という言い伝えが残っています。



「悪人に襲われそうになって、その魔手から身を守るために薬を飲んだ」
このバージョンでは、夫を捨てて一人昇天するのとは逆に
夫に対して貞節を貫く姿が伺えますね。


私が思うには
時代と共に(多分、儒教の価値観に従って)
薬を飲んだ理由が変化していったのでしょうね。

今の中国でも、貞淑な女性としての嫦娥の方が
広く受け止められているようです。



また、嫦娥や玉兎はまた、月そのものの代名詞にもなっているそうです。
ジョウガと玉兎



☆彡☆彡☆彡

ところで、今までのこのお話ですが
月へ昇天する美女といい、不老不死の妙薬といい
日本人ならば、多分多くの人が

かぐや姫

を連想することと思います。




実際
かぐや姫の話の元となっているのが
この伝承だと言われているのだそうです。



両者に登場する不老不死の妙薬ですが、これは

洋の東西を問わず、
古来から、人間が追い求めてきた幻の存在。

西洋の錬金術では霊薬・エリクシールと呼ばれ、
東洋では、仙術で練り出そうとして
あるいは東の幻の島・蓬莱に部下を派遣して。



この、不老不死の薬ですが
貴方は、手に入れたいと思いますか?
手塚先生の「火の鳥」の登場人物たちのように…



月と嫦娥については、もうひとつお話したいことがありますが、
今回はこの辺で失礼します。

それでは、下弦の月の下、おやすみなさい。
良い夢を




P.S.
月へと昇る嫦娥の姿は、「嫦娥奔月」というデーマで色々な絵画の題材になっています。ジョウガ奔月 ジョウガ月に奔る

↑(構図がほとんど同じですね)


また、中国発の月の周りを周回する人工衛星は「嫦娥1号」、中国の国家的プロジェクトであり人間が月に長期滞在できることを目的とした月探査計画は「嫦娥計画(じょうがけいかく) (中国語では嫦娥工程、英語:Chang'e program)と名付けられています。


最後までお読みいただき、有難うございます。玉兎を抱くジョウガ


前回の記事にも画像を入れました。
良ければそちらも、もう一度見てくださいね♪


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関連記事 『満月の夜に寄せて』

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女は愛より何を取る?~月にいるのは・その2
(前回の記事『月のウサギは、何見てはねる~月にいるのは』の続きです)
9月29日追記:ようやくキャプチャーの方法がわかり、この記事にも画像を入れました。
すでにこの記事をご覧になっている方も、良ければもう一度見てくださいね♪


こんばんは。
23日の満月から、早くも2日が経ちましたね。
当日は前夜からのあいにくの豪雨でしたが、
こちらの地域では午後8時には雨が上がり、月を見ることができたそうです。

みなさんの中には、お月見に間に合って
お供えをされた方もいらっしゃるでしょうね。


さて、ここで「できたそうです」と言ったのは、
うさねこは夕方からちょっとだけひと寝入りのつもりで、そのまま眠ってしまったため、
夜中に目が覚めた時はすでに空は再び曇ってしまい、
満月へのお目見えはかないませんでした。

今夜も、綺麗な金色の月が出ていて
写真に撮ろうとしたのですが
レンズに写る月が、あまりに小さくて
目には大きく見えても、実際に、月が夜空に占める割合って
本当は、少ないのだな…と、妙なところで納得してしまいました。

良い写真が撮れたら、これ幸い
ブログにアップしようという狙いは、はかなくも消えてしまい
かくして、今日もこの記事は文字だけとなりました。
(9月29日追記:現在は画像があります)

まあ、そんなこんなにもめげず、お話を続けましょう。



前回の記事でも触れましたが、古代中国では、
月には玉兎(ぎょくと)と呼ばれるウサギのほかに、
桂男(かつらおとこ)と呼ばれる男や
嫦娥(じょうが)という仙女が住んでいると考えられていました。


このうち、まず桂男というのはどんな存在か。

桂男とは、月の模様を、刈り取った桂の木を背負った男の姿に見立てたもので、
中国の唐代の古書によれば、桂男は西河出身の人間で、仙法を学んでいたが罪を犯したため、月で桂の木を刈り続ける罰を与えられたと言います。
       
この話も、元をたどれば月のウサギと同じく、インドの説話に行き着くそうです。



一方、月の仙女、あるいは月精とも月の女神とも言われる嫦娥について触れてみましょう。


 嫦娥とは、もともと、ゲイという男の妻でした。
ゲイは弓の名手でしたが、あるとき10個の太陽が出現して
世界を焼け焦がし、多くの生き物が暑さに苦しみ、死ぬという大災害が起きました。

そのときにゲイは10個の太陽のうち9個まで射落として世界を救ったため、
西王母から不老不死の妙薬をもらいました。

ところが妻の嫦娥はその薬を盗んで、逃げてしまったのです。
嫦娥は薬を飲むと身体が軽くなって、月に昇ってしまいました。
ジョウガとゲイ


というお話が伝わっています。




これだけ聞くと、嫦娥はとんでもない女性だと思いますね。
一体なぜ、夫であるゲイに黙って、薬を盗んだのでしょう。

そんな女性が、月に昇天してから、なぜ
月の仙女、あるいは女神になれるのか
いや、なっていいものか。

私も長いこと、そこの部分が、疑問でしたが…




探してみると、
他にこんな話がありました。





嫦娥はもともと月の神で、夫のゲイは戦いの神でしたが、
10個の太陽は天帝の息子たちが姿を変えていたずらしたものであったため、
ゲイは天帝の息子たちを射殺した罰で、夫婦ともども神性を失い、
天に戻れなくなりました。

そこへ西王母が天に昇る霊薬を持っているという話を聞き、
ゲイはそれを分けてもらいましたが、
この薬が一人分しかなく、夫婦で天に返るには足りないので、
迷ったゲイは薬を隠し持っていました。

しかし、嫦娥は夫を愛してはいたものの、
天での暮らしを忘れられなかったので、
天に帰りたい気持ちが勝って、
ついに夫から薬を盗んでしまった

…という訳です。

(ついでながら、嫦娥が薬を飲んだ日が
旧暦8月15日の、月が一番明るい日だそうです)



     なるほど、そうだったのか。
     元々は女神だもんね。

     天での暮らしが恋しかった…
月に焦がれるジョウガ



   愛する人との暮らしよりも、豪華な暮らしを選んだ女性。

     そういう点では、
     オペラの『マノン・レスコー』のヒロイン、マノンみたいだなあ。
     (私とは、価値観が違うけどさ…)




あ、また、話がそれました。



ともかく
私は、嫦娥とゲイが本来は神だったという説が、
この伝承の一番古い形なのではないかと思いますね。





このお話は民間伝承なので、色々なバリエーションがあります。

たとえば、
嫦娥は月に昇天してからは、月宮殿と呼ばれる宮殿に住んでいるとか

あるいは、月に昇ったものの、他にいるのが桂男と玉兎だけなのでさびしくて
8月15日を懐かしんでいるとか…

嘆きのジョウガとウサギ


月へ昇る嫦娥についての、その他のバリエーションも、次にご紹介しましょう。

(またまた、続く)


最後までお読みいただき、有難うございます。

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関連記事 『満月の夜に寄せて』

テーマ : 雑学・情報
ジャンル : 学問・文化・芸術

月のウサギは、何見てはねる?~月にいるのは
こんにちは、うさねこです。

昨日は、仲秋の名月でしたね。
お月見を楽しみにしていた方も多いかと思いますが、
蒸し暑かった関東地方は、夕方からあいにくの雷雨になってしまいました。
雷が去った後も、大雨はしばらく降りやまず
結局、月は雲の向こうに隠れたままでした。

せっかくススキやお団子やお供えしたのに
がっかりされた方も多いでしょうね。

そして、今夜は満月
晴れていれば、満月空に輝くはずですが、
見上げれば、空はまたもやぐずつき模様で、
雨です。


え?
満月は昨日のはずでは・・・

そうお思いの方もいらっしゃると思いますが、仲秋の名月は、必ずしも月齢とは一致せず、
今回は、今日が一日遅れの満月となっています。


さて、空に輝く満月を見上げるとき、
私たち日本人の多くが連想するのは




セー○ー○ーン伝説





もとい



月のウサギの伝説

ではないでしょうか。





昔から「月にはウサギがいて、お餅をついている」
と言われていますね。

ウサギというのは、「月の海」と呼ばれる、月面の影になった部分の模様から
昔の人が連想したのでしょうが
その元となった言い伝えはインドにあるそうです。

(以下、ウィキペディアからの引用です)

猿、狐、兎の3匹が、力尽きて倒れている老人に出逢った。3匹は老人を助けようと考えた。
猿は木の実を集め、狐は川から魚を捕り、それぞれ老人に食料として与えた。しかし兎だけは、どんなに苦労しても何も採ってくることができなかった。
自分の非力さを嘆いた兎は、何とか老人を助けたいと考えた挙句、猿と狐に頼んで火を焚いてもらい、自らの身を食料として捧げるべく、火の中へ飛び込んだ。
その姿を見た老人は、帝釈天としての正体を現し、兎の捨て身の慈悲行を後世まで伝えるため、兎を月へと昇らせた。月に見える兎の姿の周囲に煙状の影が見えるのは、兎が自らの身を焼いた際の煙だという。
この伝説は、仏教説話『ササジャータカ』を発端とし、『今昔物語集』などを始めとして多く語られている。
                ウィキペディア『月の兎』より


※猿の代わりにリスだったり、キツネではなくカワウソだったり、山犬(あるいはオオカミ)だったりとさまざまなバリエーションがあります


『ササジャータカ』は、『ジャータカ物語』の名でも知られていますが、お釈迦様が弟子たちへの説法として、前世で菩薩として修行していた時のエピソードを集めたものとされています。『イソップ物語』や『アラビアン・ナイト』にも影響を与えました。
その一部は『本生話』『本生譚』として日本にも伝わっています。


この場合は、徳行高いウサギがお釈迦様の前世ですね。




この有名なお話は、漫画の神様・手塚治虫先生の名作『ブッダ』でも、
全体のプロローグとして冒頭を飾るエピソードとなっています。

『ブッダ』では、火の中に飛び込んだウサギを見て
老人と仲間のケモノたちは、あっと驚き
あわてて火をかき消して、ウサギを救い出そうとします。
しかし、すでに遅し。
焼け焦げて息絶えたウサギを両手に抱え、
涙を流す老人。
そして、老人がウサギを天に向かって掲げると
ウサギは静かに、月へと昇天していきます。


このプロローグは、一切セリフのない、画だけで描かれていますが、
今もこのシーンを思い出すだけで涙が出そうになってしまいます・・・
手塚先生の画力のなせる技ですね。




ああ、話がそれてしまいました。




話を元に戻しましょう。





ここでお隣中国に眼を向けると

中国の伝説では、月にいるウサギは「玉兎 (ぎょくと)」といって、
西王母という女神さまがお使いになる、薬草をついている事になっています。

これも、インドからの言い伝えが、中国へ影響を与えているのでしょう。

※ ちなみに、太陽には「金鳥」という、三本足のカラスがいます


この他にも中国では、月には桂(かつら。木の一種)を背負った桂男がいたり
嫦娥(じょうが、チャンア)という仙女がいたりします。
※恒娥または常娥ともいいます。

(次の記事へ続きます)


ここまでお読み頂き、有難うございます。

記事はまだ途中ですが、何かコメントいただければ、とても嬉しいです。
感想など、ご自由にお寄せくださいね

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関連記事 『満月の夜に寄せて』


P.S.ふさわしい画像が見つかったら、追加したいと思っています。
それまでは、文字通り文字だけの記事で、ご容赦のほどよろしくお願いいたします。

テーマ : 雑学・情報
ジャンル : 学問・文化・芸術

キュートなハニーはブルーの騎士と
こんにちは、(こんばんは?) うさねこです。

今回の記事も間が空いてしまっているにも関わらず、
ご訪問やコメ、応援を頂いて、いつも有り難いやら、もったいないやら…
本当に力をいただいています!



さて、前回の記事と前々回の記事では、
マローブルーというハーブティーをご紹介させていただきました。



かつてモナコの王妃、グレース・ケリーがその花を愛したという
マローブルー
         マロウブルーのお茶

お茶を入れたときには綺麗なブルーなのですが
加えるものによって、その色は変化します。


レモン汁やクエン酸を加えると、綺麗なピンクになりますが

マロウブルー バラ色



蜂蜜を加えると、茶がかったアメ色になってしまいました。
 淡いアメ色マローブルー  アメ色マローブルー



蜂蜜は、ご存知のようにビタミン・ミネラルがたっぷりと含まれている上に
殺菌効果もあることから、
マローブルーにとっては、
ノドを守るには最強のパートナーなのに

アメ色になってしまうとは、残念!



元のブルーとは言わなくても、
綺麗な色で、美味しく飲めないかと
探してみました。

(蜂蜜色と言えば響きは良いのですが、その時はショックだったので)




元々、マローブルーの持つ色素は、アントシアニンといって
紫キャベツやツユクサ、アサガオなども、この色素を含んでいます。
前回の記事では
「リトマス試験紙みたいに色が変わる」
と言いましたが、
そのリトマス試験紙も、アントシアニンを使っているそうです。
(正確には、その色素を含むリトマスゴケという植物を使用している)


加えるものによって、色が変わる例を挙げてみます。

食塩→灰色
重曹→緑
酸素系漂白剤(やめてくれえ)→黄色 


     重曹を加えた状態。
     ↓
     重曹入りマローブルーのお茶

     飲んだら、まずかった(>_<)
( 注:マネして飲まないでね)



色々調べてみましたが、色と味と
身体への効果と言うことで

結局、クエン酸を蜂蜜と一緒に使うことにしました。
(レモン汁でも、粉末ビタミンCでも良いと思います)



まず、クエン酸をひとつまみ加えて

綺麗なピンクに。


そして、次に蜂蜜を加えると

おお!

バラ色


わずかにサーモンがかった
バラ色です。


これは、私にとっては
バラ色という表現がぴったりの色なんです。



順序を変えて、はじめに蜂蜜を加えて
アメ色になったところで、クエン酸を足しても
同じ結果になりました。


飲めば、お味は程よい酸味を、さらに
蜂蜜の甘味が包んで

美味しい





かくして、
クエン酸という結びの神の助けを借りて

キュー○ィーハ○ー蜂蜜姫は、ブルーの騎士の守りの下、
バラ色の幸せを得たのでした。


めでたし、めでたし…



ん?
ちょっと待って




ブルーの騎士?





つまり

    青い騎士



         青騎士…





   そう、
   思い出した!




『青騎士』と言えば
鉄腕アトムの『青騎士の巻』に登場する
ロボットの青騎士こと、ブルー・ボンの事ではないか。


    ああ

はからずもここでまた、
先月未完のままだった
手塚治虫先生の作品についての記事に

    つながってしまったよ…



これはやはり、そろそろ続きに取り掛かれという
天の啓示ではないだろうか



わかりました

それでは、覚悟を決めて
近々、記事をアップできるよう
準備をすることにします。


今回は、ひとまずこれで ^^;


ここまでお読み下さり、有難うございます。
コメントくださると、とても嬉しいので、どうぞご感想をお寄せ下さいね。

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いつも応援有難うございます。 更新がなかなかできないため、ランキングタグを外しました。 過去記事のタグまでは手が回りませんが、ご了承よろしくお願いいたしますm(__)m
プロフィール

うさねこ369

Author:うさねこ369
性別:メス
年齢:任意の素数(・・・女性に年を聞くもんじゃありません)
誕生日:2月15日・みずがめ座
血液型:0型
性格:ヘタレで根性はないが、なぜか根気はあるらしい。(婚期は逃しました)
HNは亡き愛猫の名前と、もうひとつのものの名前を掛けている。(詳しくはカテゴリ『猫ばなし』中の1記事、『ペットとの思い出』を見てね)=^_^=

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