超寒波.その2~お前の冷たい手が
2011-01-26(Wed)

こんばんは。お久しぶりの更新でございます。
この前の更新から2週間。その間に季節は大寒を迎え、春に向かいながらも相変わらず、全国的に気温が上がらない日々が続いていますね。
普通ならこの冬も、今までに何回かぱらつく程度には雪とご対面しているはずなのに、
降らないで、ただ寒いものだから、いつもは考えられないことが起きたりしてね。
先週なんか、休日にお風呂を掃除しようと、取りいだしたるは洗剤のスプレー容器。
ところが、手に持ったそのスプレー容器が、
何となく、白く不透明な・・・
ような、気がしたと思いねえ。
寒くて表面に霜がついたかな?
そう思いながら、スプレーを押したら、
あれ、液が出てこない。
何にも反応がない。
はい?
スプレーしてもでない、と言うには、洗剤液はまだずいぶんあるだろうに。
そう思ってよく見たら、
洗剤液、何と中で凍っていました。
普通、不純物を含んだ水って、凍りにくくなるんだよね。
そうそ、業戸店効果(ぎょうこてんこうか)。
ちがう、凝固点降下だってば。

確か、その昔、高校のバケガクの時間に習ったぞい。
ちょっとした不純物でもそうなのだから、ましてやこんな、
明らかに水とはいえない、れっきとした洗剤が凍りつくなんて、
やっぱり、この冬の寒さはただごとではありません。

そして、休日明けに出勤して、職場のお茶当番だった私。
冷蔵庫から、コーヒーを沸かすのに使う専用の水が入ったペットボトルを取り出したと思いねえ。
そうしたら、ボトルの中に見えるは、氷山のような白いカタマリ。
そうです、中の水のほとんどが凍っていました。
ああ、冬よ冬。お前の冷たい手は、ここ冷蔵庫の中まで及んでいたのか。
ちょっと待ってよコーヒーメーカー、
氷はすぐには溶けません。
仕方なく、湯沸し器のお湯で代用しました。
水道のカルキが嫌いで、湯冷ましをペットボトルに入れて
冷蔵庫に保管して置くように支持した先輩には、
内緒の内緒でございます。

そんなこんなで、日が落ちると、外の寒さは、昼とは異世界です。。
まるで北欧神話の死者の国、ニブルヘイムのよう。
最近は仕事の後、父親の様子を見るなどと、もっともらしいことを称して
実家によることが多かったのですが、
実は、あったかい夕食が目当てだったりしてね。
ところが、近くの駐車場に車を停めてから
実家に玄関をくぐるまでの、ほんの数分間に
身体が冷えること、冷えること。
風でも吹いていると、なおさらです。
凍えた私の様子に、親からは
「ここに来るまでに風邪をひくといけないから、無理に来なくていい」
と、お達しが出る始末。
今までも、首や肩、それに注意なのが、ひじから先が冷えると
それで風邪を引いたりするので、要注意でしたね。
今も仕事で、エアコンとは縁のない屋外で、スカート姿で作業をすることも多いので、
この冬は特に対策が必要です。
(もちろんコートは着ていますよ)
うっかりすると、風邪のウイルスと仲良くなりっぱなし。
が、ここで負けてしまってはテキの思うツボ。
という訳で、対策を立てました。
(本当は、これくらいの寒さでオタオタしていたら、北国の方に申し訳ないんですけれどね)
※おまけ:↓今回のサブタイトルにちなんで、プッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」中の名曲「冷たい手を」を、パヴァロッティの歌でお送りします。(1988年サンフランシスコ・オペラ)
主人公のミミとロドルフォの出会いの場面で、ロドルフォが歌うアリアです。詩人ロドルフォが「貧しいながらも詩作を通じて夢を求めている」と自己紹介し、ミミに早くも心を奪われたと告白するアリアです。(←はやっ。でもオペラだから許して)
良かったら聞いてみてね。
演奏時間:4分25秒
ではでは、ご機嫌よう
※いつもご訪問くださる方、初めてのご訪問の方、有難うございます。
最近は事情により、更新やご訪問・コメントがなかなかできなくなっていますが、
ご訪問や応援、コメントを下さる皆様のお陰で、ブログを続ける元気を頂いています。
この状態はもうしばらく続くと思いますが、頂いたコメントは、遅れても必ず返信しますので、これからもお寄せくださいね。
更新がなかなかできないので、ランキングタグを外すことにしました。
いつも応援くださる方には済みませんが、どうぞご了承ください。m(__)m
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