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女は愛より何を取る?~月にいるのは・その2
(前回の記事『月のウサギは、何見てはねる~月にいるのは』の続きです)
9月29日追記:ようやくキャプチャーの方法がわかり、この記事にも画像を入れました。
すでにこの記事をご覧になっている方も、良ければもう一度見てくださいね♪


こんばんは。
23日の満月から、早くも2日が経ちましたね。
当日は前夜からのあいにくの豪雨でしたが、
こちらの地域では午後8時には雨が上がり、月を見ることができたそうです。

みなさんの中には、お月見に間に合って
お供えをされた方もいらっしゃるでしょうね。


さて、ここで「できたそうです」と言ったのは、
うさねこは夕方からちょっとだけひと寝入りのつもりで、そのまま眠ってしまったため、
夜中に目が覚めた時はすでに空は再び曇ってしまい、
満月へのお目見えはかないませんでした。

今夜も、綺麗な金色の月が出ていて
写真に撮ろうとしたのですが
レンズに写る月が、あまりに小さくて
目には大きく見えても、実際に、月が夜空に占める割合って
本当は、少ないのだな…と、妙なところで納得してしまいました。

良い写真が撮れたら、これ幸い
ブログにアップしようという狙いは、はかなくも消えてしまい
かくして、今日もこの記事は文字だけとなりました。
(9月29日追記:現在は画像があります)

まあ、そんなこんなにもめげず、お話を続けましょう。



前回の記事でも触れましたが、古代中国では、
月には玉兎(ぎょくと)と呼ばれるウサギのほかに、
桂男(かつらおとこ)と呼ばれる男や
嫦娥(じょうが)という仙女が住んでいると考えられていました。


このうち、まず桂男というのはどんな存在か。

桂男とは、月の模様を、刈り取った桂の木を背負った男の姿に見立てたもので、
中国の唐代の古書によれば、桂男は西河出身の人間で、仙法を学んでいたが罪を犯したため、月で桂の木を刈り続ける罰を与えられたと言います。
       
この話も、元をたどれば月のウサギと同じく、インドの説話に行き着くそうです。



一方、月の仙女、あるいは月精とも月の女神とも言われる嫦娥について触れてみましょう。


 嫦娥とは、もともと、ゲイという男の妻でした。
ゲイは弓の名手でしたが、あるとき10個の太陽が出現して
世界を焼け焦がし、多くの生き物が暑さに苦しみ、死ぬという大災害が起きました。

そのときにゲイは10個の太陽のうち9個まで射落として世界を救ったため、
西王母から不老不死の妙薬をもらいました。

ところが妻の嫦娥はその薬を盗んで、逃げてしまったのです。
嫦娥は薬を飲むと身体が軽くなって、月に昇ってしまいました。
ジョウガとゲイ


というお話が伝わっています。




これだけ聞くと、嫦娥はとんでもない女性だと思いますね。
一体なぜ、夫であるゲイに黙って、薬を盗んだのでしょう。

そんな女性が、月に昇天してから、なぜ
月の仙女、あるいは女神になれるのか
いや、なっていいものか。

私も長いこと、そこの部分が、疑問でしたが…




探してみると、
他にこんな話がありました。





嫦娥はもともと月の神で、夫のゲイは戦いの神でしたが、
10個の太陽は天帝の息子たちが姿を変えていたずらしたものであったため、
ゲイは天帝の息子たちを射殺した罰で、夫婦ともども神性を失い、
天に戻れなくなりました。

そこへ西王母が天に昇る霊薬を持っているという話を聞き、
ゲイはそれを分けてもらいましたが、
この薬が一人分しかなく、夫婦で天に返るには足りないので、
迷ったゲイは薬を隠し持っていました。

しかし、嫦娥は夫を愛してはいたものの、
天での暮らしを忘れられなかったので、
天に帰りたい気持ちが勝って、
ついに夫から薬を盗んでしまった

…という訳です。

(ついでながら、嫦娥が薬を飲んだ日が
旧暦8月15日の、月が一番明るい日だそうです)



     なるほど、そうだったのか。
     元々は女神だもんね。

     天での暮らしが恋しかった…
月に焦がれるジョウガ



   愛する人との暮らしよりも、豪華な暮らしを選んだ女性。

     そういう点では、
     オペラの『マノン・レスコー』のヒロイン、マノンみたいだなあ。
     (私とは、価値観が違うけどさ…)




あ、また、話がそれました。



ともかく
私は、嫦娥とゲイが本来は神だったという説が、
この伝承の一番古い形なのではないかと思いますね。





このお話は民間伝承なので、色々なバリエーションがあります。

たとえば、
嫦娥は月に昇天してからは、月宮殿と呼ばれる宮殿に住んでいるとか

あるいは、月に昇ったものの、他にいるのが桂男と玉兎だけなのでさびしくて
8月15日を懐かしんでいるとか…

嘆きのジョウガとウサギ


月へ昇る嫦娥についての、その他のバリエーションも、次にご紹介しましょう。

(またまた、続く)


最後までお読みいただき、有難うございます。

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お花の名前教えてくださってありがとうm(_ _)m
 うさねこ369さん おはようございます。
私のブログに丁寧なコメント&応援ポチ ありがとうございましたm(_ _)m

 日曜なのに今日もご出勤なのですね。頑張ってくださいねp(´∇`)q ファイトォ~♪
 うさねこ369さんは 本当にお花のお名前をよくご存じですね(^-^)//””ぱちぱち 尊敬します(*^^*)

 オペラの『マノン・レスコー』 大好きです\(^_^)/ 里中満智子さんのオペラマンガを読んだだけですがf^_^;
http://satonaka-machiko.seesaa.net/article/10865725.html
マノンは 気の毒な面もありますね(T_T)
 うさねこ369さんは 私を選んでくださいますか?(#ノ▽ノ#)

 ではまた☆
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No title
不老不死の妙薬??
欲しいー、絶対に欲しいー。
一生に一度で良いから欲しいー。
僕は健康ですが、胃弱な体質です。家系的に家族や親戚にも多いんです。
不老不死の妙薬が無ければ、生姜紅茶を飲むしかないかな??
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Re: お花の名前教えてくださってありがとうm(_ _)m
コメントを有難うございます。
昨日はこちらこそ、素敵なお花の写真を楽しませていただきました。

>  日曜なのに今日もご出勤なのですね。頑張ってくださいねp(´∇`)q ファイトォ~♪
>  うさねこ369さんは 本当にお花のお名前をよくご存じですね(^-^)//””ぱちぱち 尊敬します(*^^*)

バラはもちろんですが、ランタナもムクゲも好きなんですよ。♪

>  オペラの『マノン・レスコー』 大好きです\(^_^)/ 里中満智子さんのオペラマンガを読んだだけですがf^_^;
> http://satonaka-machiko.seesaa.net/article/10865725.html
> マノンは 気の毒な面もありますね(T_T)

女性が主体的に動けなかった時代ですからね。
オペラの世界は結構人間模様がドロドロで、ストーリー的にはちょっとご勘弁を、というものが多いです。当時は娯楽だったから仕方がないのかな。でも、音楽はいいです。

プッチーニの「マノン・レスコー」第3幕の間奏曲でしたっけ、好きでした昔、電子オルガンでアレンジした事があるんですよ。♪
アーサーさんへ
> 不老不死の妙薬??
> 欲しいー、絶対に欲しいー。
> 一生に一度で良いから欲しいー。

昔から、人間の夢でしたね。
「火の鳥」でも、追い求める権力者タチが描かれていましたし。
でも、宝くじの一等と同じで、手に入ったら、みんなどうするのでしょう。
私は適当な年齢まで生きれば充分だと思っていますが…

> 僕は健康ですが、胃弱な体質です。家系的に家族や親戚にも多いんです。
> 不老不死の妙薬が無ければ、生姜紅茶を飲むしかないかな??

生姜紅茶…今の処、それが一番いいのでは?後は腹八分と規則正しい生活とかね。
気持ちの持ちようも大切だと言いますが、アーサーさんは明るい方だから、その点は大丈夫みたいですね。
急に寒くなったので、お体には気をつけて(^_^)/~
No title
わー。面白かったです。ヘ(^o^)/
かえるままは神話が好きなのです。
でも、うさねこさん、よくご存知ですね~。
感心しますよ。
神話の世界でも女性は貪欲なのでしょうか、それ程忘れられない天での暮らしを覗いて見たいですね。
月は女性性の代名詞ですもんね。
月にまつわるお話、また続きを楽しみにしてます。

うさねこさんは、猫の様な優雅な曲線美のイメージですね。
マノン・レスコーいいですよね
あんな女性の生き方もアリだと思います。
豪奢な生活と、ゆるぎない騎士デ・グリューの愛に支えられて、美しいさかりにこときれる自堕落なレスコー。でも、とてもかわいくて、共感できるんです。
間奏曲もカヴァレリア・ルスティカーナと並んで大評価されている名曲ですが、作品自体はマダム・バタフライやトゥーランドットと比べると過小評価されていて、いまひとつ光を浴びてない作品だと思います。プッチーニはスペクタクルな作品より、ボエームやレスコーなどの地味めな作品(?笑)のほうが味がありますね。トスカもいいですが・・・

お月さまの光に望みを託して、月の精のように歌うミミ(ラ・ボエームのヒロイン)は本当に天使のようにポエティックです。ミレッラ・フレーニとコトルバスの歌うミミが一番好きです。うさねこさんがオペラ好きで嬉しいです。お友達になれそう!(^◇^)
No title
いろいろと為になります。
ふむふむ、そんな逸話があったのか。
嫦娥とゲイ・・・
名前がすごすぎ。
ゲイと云う名前だけで、夫婦は無理だろうと思ったりして・・・
嫦娥を女禍と書いているのを見たことがあります。
どっちにしてもすごい話ですね。
かえるままさんへ
ままさん、こんばんは。

> わー。面白かったです。ヘ(^o^)/
> かえるままは神話が好きなのです。

喜んでいただけて良かったです、同好の士ですね。
今回もまた、話が長くなってしまいましたが、懲りずにお付き合いくださいね。

> 神話の世界でも女性は貪欲なのでしょうか、それ程忘れられない天での暮らしを覗いて見たいですね。

嫦娥には、神でありながら人間くささを感じてしまいますね。多神教の神々は、ある意味人間以上に感情豊かです。

> 月は女性性の代名詞ですもんね。
> 月にまつわるお話、また続きを楽しみにしてます。

有難うございます。
またぼちぼち、続きを書きますね。

> うさねこさんは、猫の様な優雅な曲線美のイメージですね。

ニャハっ(ぴゆうさん調)
お言葉は嬉しいけれど、あまり美化なさらないようにお願いしますね。^^;
Re: マノン・レスコーいいですよね~美雨さんへ
コメント有難うございます。^^

> あんな女性の生き方もアリだと思います。
> 豪奢な生活と、ゆるぎない騎士デ・グリューの愛に支えられて、美しいさかりにこときれる自堕落なレスコー。でも、とてもかわいくて、共感できるんです。

そうですか、美雨さんは懐が深いですね。^^
私もCDを聞いたり、あらすじを知ったのは、もうずいぶん昔の事なので、その頃に受けた印象が強いのかも知れません。
今改めて映像つきの状態で観賞したら、多分また違った感慨も抱けるのかも…

> 間奏曲もカヴァレリア・ルスティカーナと並んで大評価されている名曲ですが、作品自体はマダム・バタフライやトゥーランドットと比べると過小評価されていて、いまひとつ光を浴びてない作品だと思います。プッチーニはスペクタクルな作品より、ボエームやレスコーなどの地味めな作品(?笑)のほうが味がありますね。トスカもいいですが・・・

漫画家の木原敏江さんが、昔イラスト集で事切れたマノンを逆さに背負って歩くデ・グリューを描いていました。フランス革命当時を舞台にした作品を書いているので、この人辺りがコミック化すれば、案外意外なところから知られたりしてね。

プッチーニの音楽はいいですね。
私は美雨さんのような通とは程遠く、さわりの曲と

> お月さまの光に望みを託して、月の精のように歌うミミ(ラ・ボエームのヒロイン)は本当に天使のようにポエティックです。ミレッラ・フレーニとコトルバスの歌うミミが一番好きです。うさねこさんがオペラ好きで嬉しいです。お友達になれそう!(^◇^)

いえいえ、オペラについての知識と理解度は、美雨さんには遠く及ばないと思いますよ。(汗)
ボエーム、好きですね。「私の名はミミ」や「お前の冷たい手で」はいかにもプッチーニらしいメロディで。
トゥーランドットの「誰も寝てはならぬ」ですが、初めて聞いた時は、クライマックスのメロディは、「愛の賛歌」に影響を与えたのかな、なんて思ったりして。(笑)

日本ではコンサートもそうですが、特にオペラはチケットが高くて、おいそれとは見にいけないのが残念です。私も実際の舞台で見たのは、ほんの数えるほどしかありません。たまたまTVで放映されているのを見たり、音楽をやっていた頃はほとんどCDと、あらすじの解説から情報を得ていました。
もう何年も音楽とは縁の無い暮らしになってしまった状態でしたが、こうやってブログを通じて美雨さんたちと音楽のお話ができるのは、嬉しいです。
これからもよろしくお願いしますね。"^_^"
ぴゆうさんへ
こんばんは。

> 嫦娥とゲイ・・・
> 名前がすごすぎ。
> ゲイと云う名前だけで、夫婦は無理だろうと思ったりして・・・

わはは、確かに。

ゲイって、本当はえらく難しい字を書くので、記事ではカタカナ表記にしたんですよ。
そうしたら、ぴゆうさんに見事に本質を見抜かれたか(笑)

> 嫦娥を女禍と書いているのを見たことがあります。
> どっちにしてもすごい話ですね。

女媧 (じょか)という女神様もいますよ。下半身が蛇の姿で、土から人間を作ったり、天のほころびをつくろったり…と、壮大です。
日本のコミックでも、女媧が登場する面白い作品がありますよ。
ランキングタグ外しました
いつも応援有難うございます。 更新がなかなかできないため、ランキングタグを外しました。 過去記事のタグまでは手が回りませんが、ご了承よろしくお願いいたしますm(__)m
プロフィール

うさねこ369

Author:うさねこ369
性別:メス
年齢:任意の素数(・・・女性に年を聞くもんじゃありません)
誕生日:2月15日・みずがめ座
血液型:0型
性格:ヘタレで根性はないが、なぜか根気はあるらしい。(婚期は逃しました)
HNは亡き愛猫の名前と、もうひとつのものの名前を掛けている。(詳しくはカテゴリ『猫ばなし』中の1記事、『ペットとの思い出』を見てね)=^_^=

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